四柱推命

五行の相剋、土と水

前回に引き続き、相剋のお話をしたいと思います。
相生の関係は分かりやすいですが、相剋の関係は少し奥が深く、それがおもしろいところでもあります。

さて、今回は〈土と水〉。
土は水を剋します。

水といえば、陽なら〈海や湖〉、陰なら〈雨や霧〉を思い浮かべる人が多いでしょうか。
土は水を吸い込みます。
水が多すぎれば、土は流されてしまいますし、山なら土砂崩れ、川の堤防なら決壊してしまいます。

土は水をコントロールするためにあるとも言えます。
川のように、流れる水の方向や大きさをコントロールしたり、堤防やダムなら水の量をコントロールしたりします。

土が弱いと、水は氾濫します。地球は水の惑星とも言われますが、地球上の水の量はだいたい決まっていて、自然現象により、絶妙にコントロールされているそうです。

水は生活には欠かせないものですし、人間は70パーセントが水分と言われるほど、私たちは水から大きな影響を受けて生きています。
土は水の動きや量を調節する大切な機能と言えるでしょう。

感情に例えるなら、水は〈恐れ〉、土は〈思い悩む〉ことを表しています。
恐れが多すぎると人は動けなくなったり、常軌を逸脱した行動をとってしまったりすることもあります。
それを〈思い悩む〉、思慮深さで抑えるということになります。
土(山や畑)は自分で移動することができませんし、入れ替えることもできません。どちらかといえば、変化を好まないようにも見えます。
ただし、人が亡くなったとき、世界的に見ても土葬の確率は古代からかなり高かったようです。
大地に還し、また生まれて恵を受けとっていく、そんな循環的な考え方は生も死も受け入れていくような懐の深さを感じます。

土はいっときの感情に押し流されず、一度留まってみるべき、と教えてくれるような気もします。

夏生まれの土の人は、水が少なく、冬生まれの水の人は水が多いので、季節によって必要な水の量は変わってきます。
今は冬ですので、水の季節。
土が恋しい人も多いかもしれません。

土は、食べ物なら、かぼちゃ、色なら黄色がおすすめです。
あと、意外ですが〈歌う〉のも土の管轄です。
甘味も土ですが、おやつではなく、さつまいも、かぼちゃ、など自然の甘みを表しています。
冬の間、うまく利用してみてはいかがでしょう。

One thought on “五行の相剋、土と水

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