占いコラム

癒し、とは。

癒しという言葉は、わたしが小さいころ、そんなに蔓延していなかったように思います。わたしが知らなかっただけかもしれません。

癒しの音楽、癒しの香、癒しの人。

わたしはあまり〈癒された〉という言葉を使わないような気がします。
気持ちよかった、素敵だった、よかった、とは言うのですが、〈癒し〉とは本来どんなものなのでしょうか。

占いにも癒しが必要だと言われることもあります。
傷が癒えること、気分がよくなり快方に向かうこと、でしょうか。
科学的にいうと、セロトニンやオキシトシンが出ている状態、なのでしょうか。

リラックスする状態と癒される状態は少し違うように思えます。
わたしの考える〈癒し〉とは、リラックス状態になることとはちょっと違います。
あえて言葉にするならば、
〈自分の中から湧き上がる静かな意志を感じる〉ような感じ。
本来の癒しとは、もっと強く、原始的なもののような気がします。
体の傷を癒すのは、時間であり、自然治癒力という人間が本来持っている生きる力のようなもの。
わたしはいつもそこからは離れたくないと思っています。
誰もが自分で癒すことができ、それは命をつなぐために自分の中にある原始の力のようなものだと、わたしは考えています。

占いはそんなものを呼び起こす、もしくは思い出す、あるいは確認する、感じることができる、そんなツールだといいなと思っています。

星も五行も原始に近いもの。
癒しとは、原始からの叡智を読み解く、そんな作業なのかもしれません。

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