自己犠牲と奉仕はどう違うのかなぁと最近、考えています。
もしかすると自己犠牲を美徳とする考え方は日本人的なのかもしれません。
いいか悪いかは別として、自分以外の何かや誰かのために、時間や労力を使うことは、誰にでも少しは経験があるかもしれません。
さて、奉仕はどうでしょう。
調べてみると、自己犠牲と奉仕、言葉の意味自体はほとんど違いがありませんでした。
奉仕というと、ボランティアが近いイメージなのかなと思います。
タロット カードには自己犠牲という意味のカードがあります。
こちらです。

【吊るされた男】
他にも意味はいくつかあるのですが、吊るされた人の表情は苦痛に歪んではいないように見えます。
自己犠牲というと、あまりいい意味を含まないような気もしますが、奉仕、ボランティアと捉えるなら、また感じ方が変わってきそうです。
何に奉仕したいのか。
クラウドファンディングやファンクラブなども奉仕に近いものを感じます。
誰かを応援するのも奉仕だとしたら、
誰を応援したいですか。
どんなことを応援したいですか。
自分でできるとしたら何を選びますか。
苦痛を伴う奉仕になっていませんか。
こんなふうに問いかけるのもまた、面白いかもしれません。
大アルカナの中でも謎の多いカード。
その分、深みのある読み方ができそうだなぁと思っています。