四柱推命 見えない世界

陰と陽、内向と外向について

最近、前から興味のあった心理学者ユングの本を読んでいます。
ユングの研究は幅広く、占星術や錬金術、夢診断など多岐にわたります。
先日、鏡リュウジ先生の〈ユングとタロット〉という講座に参加し、タロットとも少しつながりがあったことがわかり、興味深いお話を聞くことができました。

残念ながら、四柱推命は東洋の占いなのですが、ユングは易にも詳しかったようです。ということは四柱推命にも興味があったんじゃないかとは思うのですが、直接それを証明するものはないようです。(またあったら書きますね)
そのあたりも詳しく読んでみたいなと思っています。

東洋では陰と陽、陰陽説というのがありますが、ユングの場合、
〈内向性〉〈外向性〉と呼ばれるものがあり、これはユングが提唱したものです。
これはぴったり陰と陽のことだなぁと思ったので、シェアさせていただきます。

まず、陰。
陰は内向性と呼ばれます。内向的な人とは、自分の心の世界に関心が向く人のこと。

外の世界に自分を合わせようとしないタイプなのだそうです。
自分と合っているかどうか、よく観察し、精査しするので、疲れやすく、新しい環境などには馴染みにくいのではないかと思います。
けれどいったん馴染んでしまうと、自分のポジションや価値観のすりあわせのようなことはできているので、長くとどまることができるんじゃないかと思います。

続いて、陽。これは外向性と呼ばれます。
内向性と反対で、自分の外側の世界に関心が向く人のこと。
外の世界に対して意欲的なので、世渡り上手な印象で、割と誰とでもすぐに馴染むことができるタイプ。器用に見えるんじゃないかと思います。
ミーハーな人もこっちのタイプかな。

もちろんですが、どちらも大切でバランスのとれた状態がベストだと思いますが、なかなかそうはいかないのが人なのでしょう。

人はどちらも持ち合わせていますが、自分のいつも意識している主な部分というのは、命式を見ていただいて、陰と陽どちらが多いのか一度見てみてください。
陰の多い人は内向性、陽の多い人は外向性に富んだ人かもしれません。

もしかすると自分の意識と人から見えている自分とが違う場合があるかもしれません。
その場合、天干と地支でわけて見てみるといいでしょう。
天干は〈人から見えている部分、見せている部分〉、
地支は〈自分で意識しているぎりぎりの部分〉といえるんじゃないかと思います。

もしくは、人からよく言われる言葉を書いてみてどちらが多いか検証してみるのもおもしろいでしょう。

・マイペース
・おっとりタイプ
・オタク
・無口
・何を考えているかわからない

こういう感じだと陰が強いでしょう。

・明るい
・社交的
・ミーハー
・器用
・調子がいい
・交渉がうまい
・口がうまい
・ワンマン

このあたりは陽かなと思います。

ちなみに家族や親しい人の前では地支に近い自分が出る可能性があるので、ある程度距離のある友人や勤め先の人に聞いてみると〈天干〉の部分の自分を知ることができると思います。
〈天干〉の自分は自分で意識して作っている自分に近いです。
作っている自分は悪者ではなく、社会で生きていくのに必要な自分なのでそれもちゃんと自分自身です。

〈地支〉の方はぎりぎり自分の意識の中にある自分。
天干と地支が全然違う場合、(陰と陽のバランスなど)、素の自分と世間での自分の差があるということですが、これも特に悪いわけではもちろんありません。

大切なことはどちらかを押さえすぎたり、出しすぎたり、否定したりしないことかなと思います。

もしも、天干と地支、どちらも似ていて、どちらかに大きく偏っている場合、(どちらも陽ばかり、陰ばかりの場合)、自分の持っていない方をどうやって出していくのか、意識してみるといいかもしれません。
ユングによると、意識上にないものは出てこようとする性質があり、占星術のシングルトンでもそうなのですが、意外なときに力を発揮したりすることもあるそうなのです。

頭の片隅にでも置いておき、細くても通路を用意してあげることで、しかるべき時に出てくることができるものなのかもしれません。

よかったらご自分の命式、チェックしてみてくださいね。
参考までに、陰と陽、記入しておきます。

陽:〈十干〉甲、丙、戊、庚、壬
  〈十二支〉寅、巳、辰、戌、申、亥

陰:〈十干〉乙、丁、己、辛、癸
  〈十二支〉卯、午、丑、未、酉、子

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