占いコラム 見えない世界

セルフとはなんだろう

心理学者のユングは、自我と自己を使い分けています。
よく似た言葉ですが、
自我は、意識している自分、顕在意識の中の自分と言えると思います。

では、自己はどうでしょうか。
ユングに関する本では、無意識と意識を統合したもの、と書かれたものもあります。

ユングに関しては解釈や翻訳で様々な言葉が使われていますが、
自己は、一番奥にある自分だという人がいて、わたしもそれに近いと思っています。
真我と呼ぶ人もいます。

自我をマインド、だと言い換えると、自己はスピリットに近いもの、
つまり、魂のようなものではないかなぁと思っています。

魂は誰にもコントロールできないもの、その人そのものでもあり、同時に普遍的なものでもあると考えられます。

わたしは、ずっとセルフを光のようなものだと思っていました。
心の奥深くで輝く光。
最近、ちょっと違うなぁと思うようになりました。
セルフは光でもあり、闇でもあり、同時にどちらでもないんだ、という感覚です。

言葉にするのは難しいのですが、光と闇を少しずつ統合し、セルフへ向かっていく、そんなイメージです。
光が善や闇が悪というわけでもなく、その領域を超えた魂の領域は、生きているうちには理解できないものかもしれないなぁと思ったりします。

でも、人には誰でもセルフがあり、そこへ向かうことが人生の目的なのだとしたら、セルフを意識することは大事かもしれないと思うのです。

セルフへ向かうには、ペルソナやシャドウを通らなくてはならないでしょう。

シャドウはタロットカードでは、悪魔のカード、塔のカードなどで現れてきたりもします。

絵具の色を混ぜ合わせて、新しい色を作るように、感情や出来事からペルソナとシャドウの統合をし、少しずつセルフへと導いていく、そんな作業をタロットは手伝ってくれるんじゃないかと最近思っています。

ユングは東洋的な思想に興味を持った人ですが、タロットにも興味を示していたようです。
本人はそのことについて書いてはいませんが、のちにユングの研究をした人がタロットとユングを結び付けた本を書いたりされています。

タロットに後付けで心理学を付け足した、にしても、本当によくできているなぁと思うのです。
まだうまく言葉にはできませんが、カードの意図をうまく伝えられるように、日々考えていきたいと思っています。

読んでいただき、ありがとうございます。

7日、予告通り一枚引きやりますね。
明日から募集し始めますので、よかったらどうぞ。

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